最近読んだ本

ラスト シネマ (光文社文庫)

ラスト シネマ (光文社文庫)


現在、わたし的に無条件に面白いのは「辻内智貴」と「長嶋有」の二人です。
いずれも文庫化されている作品が少ないのが残念である。


もっと、わたしを (幻冬舎文庫)

もっと、わたしを (幻冬舎文庫)


平安寿子を読むのは「グッドラックららばい (講談社文庫)」に続いて2冊目。
「毒に溢れた痛快感」で突っ走って最後は「優しさ」で〆る.....ってのがこの作家のパターンなのだろうが、本作のような短編(連作だが)だと、その「毒に溢れた痛快感」の部分が薄れちゃって「チョット惜しい....」ってカンジである。
でも面白かったっすよ♪


人のセックスを笑うな (河出文庫)

人のセックスを笑うな (河出文庫)


一昨年、「文藝賞」を受賞し「芥川賞候補」になったとき、かなり読みたいと思った本で、文庫化されたので早速購入したのだが、なんだか結構がっかり(笑
なんか、全然「せつなく」ない......


光ってみえるもの、あれは (中公文庫)

光ってみえるもの、あれは (中公文庫)


はい、弘美さんの文庫本は全部コレクションします♪
はっきり言って弘美さんらしくない小説だが、きちんと「こういうのを書いても面白いんだぞぉ」的には大したモンです。
.......でも、わたし的には「ちょっとヘンな人たち」の弘美ワールドが好きです(笑



金曜日にきみは行かない (角川文庫)

金曜日にきみは行かない (角川文庫)


盛田隆二の小説は「読みやすさ」と「リアリティー」がウリなのだと思うが、本作は「読みにくい」上に「訳判らん」小説である(爆


.......今月はやや不作か?(w