惰性的飲酒習慣を自粛してみるテスト

37年(ほぼ毎日)飲み続けてしまった

1984年の4月に社会人になって、この3月で37年が経つ。

よく働き続けたなぁと思いつつ、それは同時に酒を飲み続けた歴史でもある。

学生時代から酒は好きではあったが、就職して地方で一人暮らしを始めてからはほぼ毎日飲みんだ。
おそらく飲まない日は年に数日、記憶している限りで最長の連続休肝日は、交通事故で鎖骨骨折して鎮痛剤飲んでた間の9日である。

もちろん健康診断の前日も、21時までなら飲食可ということでその時間まではふつーに飲んでいた。
そう考えると仕事をした日数より、酒のんだ日数のほうが遥かに多いw

因みに家で飲むときの量は、今も昔も缶ビール2本、プラス焼酎ロック2〜3杯っていう感じであまり変わっていない気がする。(外で飲むときは時間の許す限り飲むw)

まぁホントよく飲み続けたと思うが、それでも健康診断の数値(血液検査や血圧)も、大きく悪化することもなく、何も考えずに37年飲み続けてしまったという感じではある。(健康レベルを維持できたのは、大いにランニングを継続できたお陰なのは間違いないが、それについては今日は触れない)

体調と心境の変化

そんな私であるが、還暦を間近に控え、飲酒習慣が体調や生活に悪影響を与えている可能性についてしばしば考えるようになってきた。

特に顕著に感じるのが、睡眠の質が悪くなったこと。
もちろん単純に加齢による部分もあるのだろうが、それに飲酒が輪をかけて悪さをしている気がしてならない。
特に夜中のトイレの回数とか、熟睡度であるとか、睡眠中の口内環境であるとか、朝起きたときの爽快感とか。

それ以外にも、倦怠感や、体重の維持が難しくなったこと、はたまた気分の不安定さなど、いわゆる男の更年期的なもろもろが、習慣的な飲酒に起因しているような強迫観念にかられて仕方ない。

また飲酒が生活の質(quality of life, QOL)を下げているのではないかという思いもある。

若い頃は、仕事も忙しく家に帰り着くのが22時とか時には23時過ぎになって、遅めの晩飯を頂きながらの晩酌は良い気分転換かつ明日への活力になった。

しかしながら社会人生活も終盤を迎え、残業も余程のことがなければしなくなり、従って夜家に帰ってからの時間が長い。
それは自分の為に使える時間が増えたことを意味するのだが、19時頃から晩酌を始めてしまうと、結局はその後の時間を有意義に過ごせない。

恐らくこれが、一大決心をした一番大きな理由だ。

惰性的飲酒習慣を自粛してみるテスト

結論として、試しに毎晩のように晩酌する「習慣」をやめてみようと決意してみた。(あくまで「試しに」であるw)

もちろん、コロナ禍が収まれば仲間と飲みに行って楽しい酒を飲んだり、嫁さんと料理の美味い店で美味しい酒を頂いたりしたいし、家でも時々は気分転換にお酒を味わうことは、人生を楽しむためにもやめる気はない。(たぶん走ったあとの昼びう もやめないw)

要は惰性的に毎日飲む習慣をやめようということである。

で、(しつこいようだが「試しに」)昨日まで5日連続で酒を抜いてみた。 短い期間であるが、感じたことは以下のとおり。

  • 帰宅後、晩飯が終わるまでは飲みたい気持ちが強いが、とりあえずノンアルビールで凌いでいる(食後は殆ど飲みたい気持ちにはならない)
  • はじめの数日は、飲んだときに比べ入眠までに時間がかかったものの、寝入った後の睡眠の質はかなり高くなったと実感
  • 朝起きたとき、口の中がスッキリしている
  • 夜中のトイレの回数は減った気がする(2〜3回 ⇒ 1回〜2回)
  • 歯茎が締まった気がする
  • 夜、食後の時間が有意義に過ごせる(今のところ、読書とブログ書きくらいしかしていないが)
  • 朝ごはんが美味しい
  • 気のせいだとは思うが、個々最近悩まされ続けてきた、坐骨神経痛の症状が軽くなった

いまのところ良いこと尽くめなので、しばらくはテストを継続してみたいと思う。

大事なこと

「酒やめた」みたいなことを書いてしまったが、途中にも記しているように決して酒をやめたわけではなく、「末永く美味しいお酒を飲み続けるために、惰性的な飲酒を控える」のが、このテストwの趣旨である。

従って、(繰り返しになるが)コロナ禍が収まったらまたみなさんと楽しくお酒を飲みたいと思っているで、是非お誘い頂きたく、お願い申し上げます。
(もちろん私からもお誘い致します) f:id:tamu2822:20210218214141p:plain