荒川市民マラソン・振り返り
実は全然振り返りたくない....できれば記憶から一切をデリートしてしまいたい位なのだが、キチンと気持ちに区切りをつけて次に向かって進みだすためにも、ダメダメだった「荒川市民マラソン」を総括しておきたいと思う。
まず、みなさんにお礼。
ほんの短い、味も素っ気も無い結果報告のエントリーに、沢山の心温まるコメントをいただきホントありがとうございます。
これが無かったら、今頃まだ失意のどん底で、部屋の隅で膝を抱えていたかもしれません(笑
みなさんのコメントに励ましていただいたお陰で、なんとか早期に立ち直ることができました。
すぐ泣き言をいう、メッチャへたれなオヤヂですが、今後とも宜しくお付き合いただけるよう心よりお願い申し上げる次第であります m(__)m
さて、そのダメダメレースを振り返ってみるが、まず最初の躓きが「切符紛失事件」(笑
土気駅を5時22分発の始発に乗ったのだが、途中で切符を紛失したことに気付く。
携帯と切符をジーンズの同じポケットに入れていて、携帯を取り出したときに落としたようだ。
浮間舟渡駅の改札でバカ正直に「切符落としました、土気からです!」って申告したら「同額払っていただきます」って1280円取られた。
「赤羽からです」って言ったら150円で済んだのか!と思うと、なんか釈然としない気持ちが残った。
第二の躓きは「号砲をトイレの中で聞いたこと」(爆
比較的トイレが近い性質なので、スタート前には頻繁にトイレに行く。
今回も最後のトイレをスタート25分位前に並んだのだが、思いのほか込んでいて、ちょうど順番がきてモロその最中に号砲が鳴ってしまった。
トイレとスタート地点がすぐそばで、渋滞もあり、実質的にはなんらロスはなかったのだが、それにしても何だか何である(笑
くらだない前置きはその辺にして、勇気を持ってラップ*1を晒すことにする(笑
# | Time | Lap | Pace |
---|---|---|---|
5km | 0:24:13 | 24:13 | (04:51) |
10km | 0:47:49 | 23:36 | (04:43) |
15km | 1:11:54 | 24:05 | (04:49) |
20km | 1:35:46 | 23:52 | (04:46) |
25km | 2:00:24 | 24:37 | (04:55) |
30km | 2:26:55 | 26:32 | (05:18) |
35km | 3:05:51 | 38:55 | (07:47) |
40km | 4:00:42 | 54:52 | (10:58) |
42.195km | 4:24:27 | 23:45 | (10:49) |
出だしの1キロは5分3秒だったので、幸いネットタイムとしては殆どロスなし。(グロスは5分以上のロス)
2キロ目で4分45秒とそこからは目標タイムをキチンと刻むことができ、折り返しまではメッチャ順調に進んでいくことができた。
あまり意識しなかったのだが、折り返し手前5キロくらいは追い風だったようで、日差しが出てきたのも加わって、かなりの暑さを感じた。
「後半は多少のアゲインストの方が、暑さを感じなくていいなぁ♪」なんて能天気丸出しなことを考えて走っていたのが、今思えば心から恥ずかしい(笑
で、折り返したらもろアゲインストの強風。
それでも25キロまでは5分を切るペースで粘った......っていうか、風と喧嘩しながらムキになってなって走ったって感じである。
もちろん電車を止めるほどの風に勝てるわけも無く、28キロ地点でキロ5分21秒と急激なペースダウンを余儀なくされ、その後は30キロ地点でキロ5分40秒、32キロ地点で6分16秒。
34キロ地点で歩き始め、その後何度か仲間と並ぶ(抜かれる)たびに意を決して走り出そうとするが、数10メートルですぐ挫けてしまう。
一度切れた気持ちに追い討ちをかけるように、強風が体温と最後の気力を奪い、めっちゃツライなぁ....なんて考えてる頃にちょうど収容車が目の前を走る。
こんなんで歩きっぱなしでゴールするものリタイアも同じだぁ!なんて考えもよぎるが、そこはギリギリ踏みとどまって前を目指すこととする。
そして、どんなにヘロヘロでも最後の1キロくらいは走れらなカッコつかんと思って、チョッと試みてみるがやっぱ全然脚が動かず、結局歩いたままゴールを通過した。
今回は3時間30分切りという明確な目標があり、それに向けてそれなりの鍛錬を積み、調整十分で臨んだレースである。
みなさんの励ましもあったし、自分でもやはりそれなりの自信を持ってスタートラインに並んだ。
しかし結果はこのとおり。
今回のレースの最大の悔しさは「歩いてしまって、その後は再び走り出すことができなかった」ことに尽きる。
ウルトラマラソン以外のレースではどんなに辛くても途中歩かない.....っていうのが自分の中での一つの支えだったのに......
- 単にまだまだ鍛錬が足りなかっただけ
- 気持ちが弱い、根性がない
- 前半突っ込みすぎた?(平均キロ5秒程早い)
などなど、いろいろ理由をつけることは簡単だが、結局はレースメイキングが下手糞だったということだと思う。
ペース的に殆ど余裕のないギリギリの目標設定であったことを冷静に認識していれば、あの突風のなかで記録狙いは無理であるとの判断は早めにできていたはずである。
ところがあくまで目標達成に拘って、風と喧嘩してしまった......あのアゲインストの中、折り返して5キロ近くをキロ4分50秒での維持したのは、きっとキロ4分30秒以上で走ったのと同じくらいの負荷があったはずで、自滅は必然である。
「記録に拘ってマラソンを全うできなかった」......要はマネジメント能力の欠如だ!
あはは.....結局いろいろ理屈をこねてしまったが、ほんとマラソンって奥が深いなぁ.....と思う。
おかげさまで、既に走り出したくてウズウズしているのだが、キチンと身体を休めて今週末から再始動の予定。
今まで書いたエントリーの中で一番気に入っている1月31日のエントリーの中の言葉を再び心に刻んで、また頑張ります♪
It's Only RUNNING(But I Like It)......たかがランニングぢゃねぇか(でも大好きだぜ★)
*1:手元の時計によるネットタイム