joy

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購入して5日.....そろそろ、インプレッションを書いてみる。
厚めのシンセサウンドで始まるダンスチューンの01)「舞い上がれ」。途中の

始りはそう、いつも強い向かい風でも最後まで見たいんでしょ?

の部分で、ファンなら必ず( ̄ー ̄)ニヤリッ とするはずである。
また、途中からからんでくるアコギのカッティングが実にカッコイイ!
02)はタイトルチューンの「JOY」*1
こういう風にして「せつなさ」を表現できるのYUKIのリリックの世界は、相変わらず健在である。
80年代ウエストコースト風味のミディアムテンポのロックンロールナンバーの08)「WAGON」は導入部のギターと気だるげなボーカルがめっちゃイカしている。
11)の「ティンカーベル」は、南部テイストのドブロギターとピアノが、やっぱりYUKIワールドの切ない歌詞と「びみょー」にマッチした名曲である。
全体をとおして、JUDY AND MARY の頃から抜群の歌唱力を持っていたYUKIだが、ここに来て唄う表現力が一段と増した気がする。*2それは「スゴイ」と言っても言い過ぎではないだろう。
結論として「生理的にあの声が受けつけない」という方を除いて、一度は聴いてみる事をお勧めする。
理屈抜きに「楽しめる」アルバムに仕上がっている。
ただ、シングルカット曲が3曲もあると、ちょっと損したような気になってしまうというのは、貧乏臭い物言いだろうか(笑

*1:厳密に言えば前にも書いたとおりアルバム名は小文字の「joy」である。

*2:「ハロー!オレンジ・サンシャイン」みたいなストレートな歌唱も懐かしいが